今日は人体の重心についての続きをお話します。

皆さん立体姿勢の重心線を気にしたことはありますか？

立体姿勢の重心線は身体の内部に仮想されるもので、

体表面からは観察することができません。

立体姿勢のバランスは、頭部、体幹、四肢の各体節の解剖学的指標が

一直線に整列しているか否かによって判定します。

理想的な立体姿勢とは、解剖学的指標が一直線に

整列している場合をいいます。

この直線は重心線に近似したものです。

【理想的な側方のバランスとは】

後方から見て、次の５指標が身体の中央（正中線）

を通過する垂直線状にある時です。

①後頭隆起

②椎骨棘突起

③殿裂

④両膝関節内側の中心

⑤両内果間の中心

【理想的な前後方向のバランスとは】

側方から見て、次の６指標が前頭面にあり、垂直であるときです。

①耳垂のやや後方

②肩峰

③大転子（股関節の後方）

④膝関節前部（膝蓋骨後面：膝前後径の前１/３）

⑤外果の前方５～６㎝

⑥第四腰椎のやや前方を通る

自分の姿勢がいいのか悪いのかは自分ではわかりにくいものですよね。

自分はどんな姿勢をしているのか、いいのか悪いのか、

少しでも気になる方は一度岡崎市にある美合治院にお越しください。

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